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化粧品について

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目次

化粧水

乳液

クリーム

ジェル

ひげそり用化粧品

 

エッセンス(美容液)

マスク・パック

洗顔料

UV化粧品

ハンド化粧品


化粧水(Lotion

一般的に透明液状の化粧品で身体を清潔にし皮膚を健やかに保つために皮膚表面に塗擦

清浄と同時に皮膚のモイスチャーバランスを保つ整肌効果をもつ。

一般には、水不溶性物質を可溶化して透明液状としたもの

透明・半透明化粧水:マイクロエマルジョン、リピッドナノスフェアー技術を採用

不透明化粧水:数%の油分をOW型に乳化し低粘度でもクリーミングや沈降を生じない

透明粘稠液:水溶性高分子配合

洗顔料のあと化粧水を使い、水分・保湿剤を補給。

使用者の年齢・生活環境によって異なる肌質や肌状態・化粧習慣や嗜好、心地よい使用感

 

分類

特徴

柔軟化粧水

角質層に水分・保湿成分を補い、皮膚を柔軟にし、みずみずしくうるおいのある肌を保つ

収れん化粧水

水分・保湿以外に、収れん作用・皮脂分泌抑制作用があり、さっぱり使用感で化粧くずれを防ぐ

洗浄化粧水

ライトメーク落とし・素肌に対する洗顔料。洗浄効果をあげるため界面活性剤・保湿剤・エタノールを多く配合

多層式化粧水

2層以上の層からなる化粧水で、油層−水層及び水層−粉末層などがあり、振とう後使用。

 

 化粧水の主成分

構成成分

主な機能

代表的原料

精製水

角質層への水分補給、成分の溶解

イオン交換水

アルコール

清涼感、静菌、成分の溶解

エタノール、イソプロパノール

保湿剤

角質層の保湿、使用感、溶解

グリセリン、PG、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、

ヒアルロン酸、マルチトール、ピロリドンカルボン酸などのアミノ酸類

柔軟剤、エモリエント剤

皮膚のエモリエント、保湿、使用感

エステル油、植物油

可溶化剤

原料成分の可溶化

ポリオキシエチレンオレイルアルコールエーテルなど

緩衝剤

製品のpH調整

クエン酸、乳酸、アミノ酸類、クエン酸ナトリウム

増粘剤

使用感、保湿

アルギン酸塩、セルロース誘導体、クインスシードガム、ペクチン、プルラン、ビーガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸系ポリマー、ラポナイト、キサンタンガムなど

香料

香り

 

防腐剤

安定性

メチルパラベン、フェノキシエタノールなど

着色剤

着色

 

褪色防止剤

褪色・変色防止

金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤

薬剤

収れん剤、殺菌剤、消炎剤など

 

 


乳液(Milky lotions

化粧水とクリームの中間的性格で、原則油分量は少なく流動性のあるエマルジョン。

皮膚のモイスチャーバランスを保つべく主に水分・保湿剤・油分を補給し、皮膚の保湿・柔軟機能がある。

油性成分量に対し、水性成分量の比率が大きく、肌に対してのびが良くなじみやすい。

さっぱりしていて夏季の使用や普通肌〜脂性肌用の化粧品に適している。

 

乳液の目的・機能

エモリエントローション : 皮膚の保湿・柔軟

(モイスチャーローション、ミルキーローション、ナリシングローション、ナリシングミルク、スキンモイスチャー、モイスチャーエマルジョン)

マッサージローション : 皮膚の血行促進・柔軟

クレンジングローション : 洗浄・化粧落し

サンプロテクト : 生活紫外線の防御

(プロテクトエマルジョン、サンプロテクター、UVケアミルクなど)

  日やけ止め化粧品 : 紫外線防御

  メーキャップローション : 化粧下地

  角質スムーザー・エルボーローション : 角質柔軟

  ヘアーミルク : 毛髪の保護

  ハンドローション・ボディローション : ボディ・ハンド用

 

乳液

乳化型

乳化剤

代表例

OW

石鹸(高級脂肪酸石鹸)

エモリエントローション、サンプロテクト、ハンドローション

石鹸+ノニオン界面活性剤

ノニオン界面活性剤

クレンジングローション、エモリエントローション

水溶性高分子(高分子乳化)

マッサージローション、エモリエントローション

蛋白質界面活性剤(蛋白質乳化)

エモリエントローション

WO

ノニオン界面活性剤

マッサージローリョン、エモリエントローション

有機変性粘土鉱物

多相エマルジョン

ノニオン界面活性剤

W/O/W型とO/W/O型があるが市場にはほとんどない

 


クリーム(Creams

水と油など交じり合わない2つの液体の一方を分散相として、他方の分散媒中に安定的な状態で分散させたエマルジョンの一種。

半固形状に固まっており、皮膚のモイスチャーバランスを保つため、水分・保湿剤・油分を補給し、皮膚の保湿・柔軟機能をもつ。

 

クリームの目的・機能

エモリエントクリーム : 皮膚の保湿・柔軟

(モイスチャークリーム、バニシングクリーム、ナリシングクリーム、ナイトクリーム、栄養クリーム)

マッサージクリーム : 皮膚の血行促進・柔軟

クレンジングクリーム : 洗浄・化粧落し

  メーキャップクリーム・ベースクリーム : 化粧下地・メーキャップベース

  プレメーキャップクリーム : 化粧下地・メーキャップベース

  日やけ止めクリーム・サンタンクリーム : 紫外線防御

  ヘアリムーバー : 脱毛

  ヘアークリーム : 整髪

  デオドラントクリーム : 防臭

  シェービングクリーム : ひげそり

  角質軟化クリーム : 角質軟化

 

OW型、WO型、無水油性型、O/W/O型、W/O/W型がある

 

構成成分

カテゴリー

代表的な成分

油相成分

炭化水素

スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンなど

油脂

オリーブ油、アーモンド油、カカオ脂、アカデミアナッツ油、アボガド油、硬化パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、月見草油、合成トリグリセライド等

ロウ

ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油等

脂肪酸

ステアリン酸、オレイン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等

高級アルコール

セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等

合成エステル

IPM、グリセリントリエステル、コレステリルエステル等

その他

シリコーン油等

水相成分

保湿剤

グリセリン、プロピレングリコール、ソルビット、ポリエチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、マンニトール、ジプロピレングリコール等

粘液質

クインスシード、ペクチン、セルロース誘導体、キサンタンガム、カルボキシビインルポリマー、アルギン酸ナトリウム、ソアギーナ等

アルコール

エタノール、イソプロピルアルコール

精製水

イオン交換水

界面活性剤(乳化剤)

非イオン性

モノステアリン酸グリセリン、POEソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等

陰イオン性

脂肪酸石鹸、アルキル硫酸ナトリウム等

その他

アルカリ(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン)、香料、着色料、キレート剤(EDTA)、防腐剤(パラベン、ソルビン酸、イソプロピルメチルフェノール等)、酸化防止剤(BHT、ビタミンE)、バッファー剤(クエン酸等)、薬剤(紫外線吸収剤等)

 


ジェル(Gels

ゼリー又はジェル剤型で、均一で透明〜半透明でみずみずしい感触。

水分を多く含むため、水分補給、保湿効果、清涼効果が期待できる。

油性ジェルは、油分を多く含み、油分補給や化粧水との組み合わせで保湿効果を期待して使用され、冬期や乾燥肌に用いられる。

 

水性ジェル : カルボキシビニルポリマーやメチルセルロースなどの水溶性高分子ゲル化剤に保湿剤、界面活性剤、防腐剤、薬剤などを添加

油分含有乳化タイプ水性ジェル : 水性ジェルに少量の油分、界面活性剤を加える

油性ジェル : 界面活性剤のゲル化能や液晶構造を利用した液晶タイプや、内相外相の屈折率を合わせ透明にする乳化タイプがある

オイルジェル : 油相のゲル化剤とそれを保つ原料からなる。

 

ジェルの目的・機能

目的・機能

ジェルタイプ

特徴

保湿・水分補給

水性ジェル(高分子増粘タイプ)

油分なしのものと少量含有のものあり

みずみずしく清涼感あり、さっぱりした使用感。夏期の使用や脂性肌に適する

保湿維持・油分補給

油性ジェル(乳化又は液晶タイプ)

重厚感があり、冬期や乾燥肌の保湿・油分補給

マッサージ

水性ジェル

みずみずしい感触と高分子のすべりで保湿剤が多く水が少なく温感がある。

洗浄・メーク落し

水性ジェル(高分子増粘タイプ)

油分なしのものと少量含有のものあり

水洗い、拭き取りの両方ができる。洗浄力は小さい

油性ジェル(乳化又は液晶タイプ)

メークとのなじみがある。洗浄力は大

オイルジェル

水洗いできず拭き取って使用。洗浄力は大。

油膜が残るためクレンジグフォーム等で洗浄

 

ひげそり用化粧品(Shaving cosmetics

男性の肌は女性の肌に比べて皮脂量が多い。

髭剃り前に使用し、膨潤・軟化させて髭を剃りやすくするとともに荒れを防ぐ。

     シェービングソープ(shaving soap

液状粉末状・顆粒状・固形状のものがある。洗浄性より泡質を重視し、均一で粘りがあり重厚で持続性のある豊富な泡を持つよう油脂組成を配合

     シェービングクリーム(shaving cream

ラザリングクリーム・エアゾールタイプシェービングフォームなどがある。

石鹸の乳化とアルカリ性で髭を膨潤・軟化

     プレシェービングローション(Preshaving lotion

収れん剤(スルホ石炭酸亜鉛・タンニン酸など)を配合し肌を引きしめ髭を立たせるタイプと、球状粉末などで電気カミソリのすべりをよくするタイプがある。

     アフターシェービングローション(Aftershaving lotion

髭剃りによる切傷や肌荒れを防ぎ清涼感を与える。

切傷の化膿を防ぎ、肌をひきしめて肌あれを防ぐ

 

 

エッセンス(美容液)(Essences (beauty lotions)

保湿効果があり、紫外線防止、美白、消炎などに対し1つの機能でも突出していたり、多機能を備えていたり、多目的であったりと付加価値の高い化粧品が美容液・エッセンスとされる。通常市場では透明・半透明粘稠液タイプ。

 

美容液・エッセンス

形状

特徴

透明・半透明化粧水タイプ

(可溶化、マイクロエマルジョン)

一般的な美容液・エッセンス。 化粧水より保湿剤の配合割合が多い。

保湿剤及び水溶性高高分子の組み合わせで使用感調整。

乳化タイプ

(O/W型、W/O型、W//W型)

エモリエント剤を多量に配合

オイルタイプ

化粧油 オリーブ油、ホホバ油などをベース

2剤混合タイプ

2剤を使用時混合して使うタイプ

その他

粉末入化粧水タイプ

アルコール高配合タイプ

皮脂分泌の多いTゾーン専用エッセンス。粉末配合により化粧持ちをよくする。

 

通常のエッセンス(透明粘稠液タイプエッセンス)